2015年9月13日日曜日

空中に文字を書いてみた

最近、資格試験や、コミトレ出展作品作りとかで全然更新できてなかったの久々!
今回は同人誌即売会での値札のポップ作り(即売会には間に合わなかった模様。。)
残光現象を利用して、空中に本の値段を書いている




 残光現象の原理
現象としてはこの画像(→)と同じ
テールランプの光が残像として残る現象を利用する
LEDを縦に複数個並べて、素早く動かすことで光の残像を作る
LEDを点けたり、消したりすることで残像に変化を与えて絵を表現する

こんなイメージ

 作り方
  1. 機材調達
  2. ラズパイでもよかったけど、少し小さめのJapaninoを使う
    JapaninoとはArduinoの親戚。8bitマイコンで電子工作で使うやつ

    この雑誌の付録で機材すべてそろうのでおすすめ
    必要だったのは、LEDの位置の間隔が短いLEDユニット、それを制御するマイコンボード
    付録のヤツなかなかいい大きさ。
    LEDユニットマイコンボード(japanino)
  3. 開発環境の準備
  4. まずは開発環境構築!!
    ドライバと開発環境(IDE)のインストールはここ(http://otonanokagaku.net/japanino/)
    win7でするのでこれ
    解凍して
    「drivers\CP210x VCP Driver\CP210x_VCP_Win_XP_S2k3_Vista_7.exe」を実行すればドライバが入る
    開発環境を起動させるには「arduino.exe」を実行する
    japaninoをコンパイルするためには
    「ツール」→「マイコンボード」→「Gakken Japanino(学研 大人の科学 ジャパニーノ)」を選択しとく

  5. 実機の組み立てと通電確認
  6. LED達がちゃんと光るか確認するためのコードを書いてく

    手順は
    japaninoをPCに接続 → IDEでコードを書く → コンパイル「Ctrl+R」 → Japaninoに書き込み → 配線 → 電源を入れる

    JapaninoはUSBの雄端子が向き出しなので、そのままPCに接続でOK
    次に、下記のコードをコンパイルして、マイコンに書き込めば動く

    コードの説明すると
    Japaninoは通電時にsetup()が実行される
    その後、loop()が回り続ける仕組み

    次に配線。これは楽
    配線図光った!!


  7. 残光現象で値札のポップを実装
  8. ここ↓のスケッチ:"Japanino"スウィングからコードをコピペ
    http://otonanokagaku.net/japanino/sketch/sketch_04.html
    コードの解説すると長くなるので省略。文字を表示させるには、bitmap配列をいじっていく
    bitmap配列の1番目から1[m sec]おきに出力される。bitmapの塗り方は下記のように光る位置のビットを立てていく
    ただし、7Bit目は終端フラグに使用するため使わないこと
    今回はコミトレに出店した同人誌(200円)のPOPなのでこんな感じ
    できた!
    写真撮るのめっちゃ難しいwww露出時間を長くすればいいんだろうけど、できるだけそのまま撮影したかった。。
 次回に向けて
ちょっと手動で動かさないといけないのが面倒、、ってか疲れるので、次はモータとかで制御したい
元々このキットを組み立てるとハンドル操作で歯車が動き、ある程度楽に残光現象起こせるんだけど
歯車が空回りしやすく、結構うるさくなる。。この辺も改良したい。
横の動きだけでなく、3次元に動かせば。LEDの位置をの工夫、光度の調整をすれば。等の工夫でホログラム的な物もつくれるのでは。。と、ちょっと期待してる

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