今回は同人誌即売会での値札のポップ作り(即売会には間に合わなかった模様。。)
残光現象を利用して、空中に本の値段を書いている
残光現象の原理
現象としてはこの画像(→)と同じ テールランプの光が残像として残る現象を利用する LEDを縦に複数個並べて、素早く動かすことで光の残像を作る LEDを点けたり、消したりすることで残像に変化を与えて絵を表現する |
こんなイメージ
作り方
- 機材調達 ラズパイでもよかったけど、少し小さめのJapaninoを使う
- 開発環境の準備 まずは開発環境構築!!
- 実機の組み立てと通電確認 LED達がちゃんと光るか確認するためのコードを書いてく
- 残光現象で値札のポップを実装 ここ↓のスケッチ:"Japanino"スウィングからコードをコピペ
JapaninoとはArduinoの親戚。8bitマイコンで電子工作で使うやつ
この雑誌の付録で機材すべてそろうのでおすすめ
必要だったのは、LEDの位置の間隔が短いLEDユニット、それを制御するマイコンボード
付録のヤツなかなかいい大きさ。
LEDユニット | マイコンボード(japanino) |
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ドライバと開発環境(IDE)のインストールはここ(http://otonanokagaku.net/japanino/)
win7でするのでこれ
解凍して
「drivers\CP210x VCP Driver\CP210x_VCP_Win_XP_S2k3_Vista_7.exe」を実行すればドライバが入る
開発環境を起動させるには「arduino.exe」を実行する japaninoをコンパイルするためには
「ツール」→「マイコンボード」→「Gakken Japanino(学研 大人の科学 ジャパニーノ)」を選択しとく
手順は
japaninoをPCに接続 → IDEでコードを書く → コンパイル「Ctrl+R」 → Japaninoに書き込み → 配線 → 電源を入れる
JapaninoはUSBの雄端子が向き出しなので、そのままPCに接続でOK
次に、下記のコードをコンパイルして、マイコンに書き込めば動く
コードの説明すると
Japaninoは通電時にsetup()が実行される
その後、loop()が回り続ける仕組み
次に配線。これは楽
配線図 | 光った!! |
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http://otonanokagaku.net/japanino/sketch/sketch_04.html
コードの解説すると長くなるので省略。文字を表示させるには、bitmap配列をいじっていく
bitmap配列の1番目から1[m sec]おきに出力される。bitmapの塗り方は下記のように光る位置のビットを立てていく
ただし、7Bit目は終端フラグに使用するため使わないこと
今回はコミトレに出店した同人誌(200円)のPOPなのでこんな感じ
できた!
写真撮るのめっちゃ難しいwww露出時間を長くすればいいんだろうけど、できるだけそのまま撮影したかった。。
次回に向けて
ちょっと手動で動かさないといけないのが面倒、、ってか疲れるので、次はモータとかで制御したい元々このキットを組み立てるとハンドル操作で歯車が動き、ある程度楽に残光現象起こせるんだけど
歯車が空回りしやすく、結構うるさくなる。。この辺も改良したい。
横の動きだけでなく、3次元に動かせば。LEDの位置をの工夫、光度の調整をすれば。等の工夫でホログラム的な物もつくれるのでは。。と、ちょっと期待してる
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