CDケースを使ったスマホで疑似ホログラムを実現させる方法を試してみた
割と仕掛けは簡単だったので、作り方、仕組み、実物の人間サイズを表示する方法について考察してみた。
作り方
- 必要な物
- YouTubeがみれるスマホ
- いらないCDケース(透明なヤツ)
- 機材作成 CDケースのフタを下図の台形の形に切るだけ
- 紙に下書き(メモリが1cmの方眼紙を使うと楽)
- 紙の下書きを型板にして、CDケースのフタにマジックで4つ型取り
- CDケースからカッターでパーツを切りとる
- 下の写真みたくテープでくっつける(内側にテープを貼ると組み立てやすい)
- 実践
- スマホで下記のURLのYouTubeを開き、全画面表示にする https://www.youtube.com/watch?v=Y60mfBvXCj8
- 中心にさっき作った機材をおく
- 真横からみる
詳細手順はこんな感じ
原理
最初は、こんな感じの妄想してた
つまり、現象としては左図と同じで、入射光が大きいと、ガラスに反射して写るよー ってだけ |
割と作るの面倒くさかった4面ガラス構造や、同じ絵を4面同じ表示にする必要なかった
この機材工作で重要なところは地面とガラスの角度が45度になることだった
機材と地面との角度の計算は下図の通りで、だいたい45度くらいになる。
地面とガラスとの角度θとしたとき、像の見え方は下図のようになる
つまり、θ = 45度のときに、ちょうど像が直立して映ることになり、立体的に見ることができる仕組み
応用
- 機材作成の簡略化 4面ガラスが不要なら、CDケース2枚を45度でくっつけただけの超ザツなのヤツでも表示ができる! ちゃんと写ってる模様!
- 実物大の人間(1.7m級の像)を表示させるには 「図2:像が見える仕組み」のように、実映像と、見える像の大きさは変わらないため、こんな感じにしないといけない
これだと、スマホの映像を1.7mにしないといけなくて、スマホ映像内には踏み込めないため近づいて見れない。なので、ちょっと工夫が必要。。
ガラスを凹にしてみる。
こうすると理論上は「実映像 < 見える像」になるはず! ちょっと、凹ガラスを用意できないので試せないけど、これでガラスに触れれる距離まで近づけるようになるといいなー
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