2015年10月14日水曜日

Win8.1に64bitの仮想環境を作る方法

win8.1にLinux(64bit)の仮想環境を建てようとしたが、
仮想マシンのの作成でバージョンの一覧には64bitがない。。
当然だが、32bitを選んで64bitのOS突っ込んでも、インストール画面でエラー
最近はLinuxも64bitが普通なので、この忌々しき事態をどうにかしないといけない。。

結論はバイオス設定で仮想環境で64bitを使用するフラグが落ちてたからだったけど、それに至る手順をまとめる


PCスペックとかその辺の事情
OSwin8.1無印
CPUIntel(R) Core(TM)i7-4790
システムの種類64bitOS,x64ベースプロセッサ
仮想環境ソフトVirtualBox5.0.6


 ソフトやOSの確認
  • ソフト非対応説
  • まず、ソフト(VirtualBox)を疑う。もしかしたらVirtualBoxが64bit非対応かも?
    もう一台のPC(Mac)に同じVirtualBoxをインストールしらたら64bitが作れた。
    ソフトはOKの模様

  • OS非対応説
  • OSが非対応ってことはないけど、win8.1の設定でなんかないかを見てみる
    win8.1からの新機能「Hyper-V」という仮想環境を作るソフトがついているらしい
    こいつがCPUの設定を奪い取ってるとのこと
    ただ、「Hyper-V」はwin8.1Pro以上のOSでないと入っていないため、
    ウチのwin8.1無印には入っていないはず!

    一応確かめる方法記載
    CPUの機能を把握できるソフト「Coreinfo」をダウンロード
    (https://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/cc835722.aspx)
    ※コマンドプロンプトでチェックできるので手軽
    解凍、管理者権限でコマンドプロンプトを開く   (「win + X」で「コマンドプロンプト(管理者)」を選択)
    コマンドプロンプトでインストールしたフォルダへ移動(Coreinfo.exeのあるフォルダ)して、下記実行
    HYPERVISORが「-」になっていれば無効状態
    まぁ当然無効だった。


 CPUの確認
次にCPU
CPUには「Virtualization Technology」て機能があり、これは64bit仮想環境をサポートできるかを示している
上記ソフトから、CPUは「Core(TM) i7-4790」であることがわかったので、
Intelのサイトで確認。
http://ark.intel.com/Products/VirtualizationTechnology
このCPUは第四世代i7だから「4th Generation Intel® Core™ i7 Processors」の項目に注目!
対応している模様


 バイオスの設定
CPUが対応してるなら、バイオスで使えないように制限をかけられてるのでは?
  • win8.1のバイオス画面の入り方
    1. Shiftキーを押しながら再起動ボタンを押す
    2. トラブルシューティングを選ぶ
    3. 詳細オプションを選ぶ
    4. UEFIファームウェアの設定を選ぶ
    5. 再起動を選ぶ
    6. 再起動後バイオス画面出現
    7. めっちゃかっこいい

  • 設定項目の確認
  • 64bit仮想環境サポートの設定項目を見ていく。
    1. バイオス設定画面へ移動
    2. 「Advanced Mode」を選択してバイオスの設定画面へ
    3. CPU Configurationへ移動
    4. 「Advanced」のタブ?を押して、「CPU Configuration」を選択

    5. Intel Virturalization Technologyの設定確認
    6. 「Intel Virturalization Technology」て項目が64bit仮想環境サポート有無を示してる
      (「VT-x」て書かれてるやつもあるらしい)
      いた!!原因発見!!「Desable」になってる!

      このフラグをEnabelに変える
    7. 設定を保存し再起動
    8. 右上ボタン「Exit」を押してバイオス画面を終了する
      「Save Changes & Reset」で設定を保存して再起動

再起動後、VirtualBoxを起動させると......
うまくいった!!

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